- 「転ばぬ先のバックアップ」——MiniTool ShadowMaker Free 4.7を試す理由
- 昔は助けられた「まるごとバックアップ」
- 無料で試せるMiniTool ShadowMaker Free 4.7
- 備えあれば、OSクラッシュも怖くない
- MiniTool ShadowMaker Free 4.7の機能概要
- 「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」のダウンロードとインストール
- 「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」を使ってみよう~まずはバックアップ
- バックアップから復元する
- Minitoolプラグイン搭載のWindow PE起動メディアを作成する
- 作成したブータブルメディアから起動する
- 操作はシンプル、だから続けられる
「転ばぬ先のバックアップ」——MiniTool ShadowMaker Free 4.7を試す理由
Windows PCは、長く使っているとある日突然、起動しなくなることがある。
いわばシステムの中に溜まった“目に見えないゴミ”が、あるとき限界を超えて爆発……というイメージだ。
こうなってから慌てても遅い。
だからこそ、「まるごとバックアップを定期的に取っておく」=転ばぬ先の杖が必要になる。
起動できない状況になっても、バックアップから起動可能な状態に復元できるシステムがあると、慌てず騒がず仕事に戻れる。
もちろん、「ディスクをフォーマットして、クリーンインストールからやり直すべき」なのはわかってる。
でも、そう悠長なことも言ってられない。
急ぎの作業、資料確認、制作物の仕上げ……そんなときにPCが起動しないのは、ただの地獄だ。
昔は助けられた「まるごとバックアップ」
かつては、こうしたフルバックアップ&復元ソフトを愛用していて、実際何度も救われてきた。
なのに、いつの間にか使わなくなってしまった。
Windows 10や11が安定しているからかもしれない。
だが、最近になって2台のPCの動きが微妙に怪しい。
・起動しないことがある
・なぜか突然ディスクチェックが始まる
……そういう“予兆”がちらつき始めた。
これは、そろそろ本気で備えるタイミングかもしれない。
無料で試せるMiniTool ShadowMaker Free 4.7
というわけで、今回取り上げるのがMiniTool社の「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」。
名前の通りフリー版だが、基本的なバックアップ・復元機能は押さえてある。
Windows向け最高の無料バックアップソフトウェア| MiniTool ShadowMaker
↑公式ページ
もちろん有償のPro版に比べて機能制限はある。
特に、Windows PE環境での復元以外の機能が使えない、などといった制約はあるものの、
「とりあえずバックアップと復元環境を整えておきたい」「どんな感じか試してみたい」「いざという時の保険をまず1本用意しておきたい」、という段階では十分に使えるレベルだ。
Pro版は月額・年額・買い切り(生涯版)など複数のライセンス形態があるので、
気に入ったらアップグレードを検討するのも手。
フリー/Proの機能比較は、公式ページ下部の表を参照。
備えあれば、OSクラッシュも怖くない
PCが突然言うことを聞かなくなるのは、だいたい深夜か締切直前だ。
そんなとき、起動可能なバックアップがあるだけで、気持ちの余裕が違う。
MiniTool ShadowMakerは、そんな「未来の自分」を助けるツールになりうる。
MiniTool ShadowMaker Free 4.7の機能概要
公式サイトによると、機能はこんな感じ。
無料バックアップ&クローン&復元ソフト
Windows用無料バックアップソフトウェアとして、MiniTool ShadowMakerはファイル、フォルダ、システム、ディスク、パーティションを内蔵/外付けハードドライブ、USBドライブ、共有フォルダに安全にバックアップできます。このWindowsバックアップソフトウェアは、バックアップ作業を簡単に行えるように、自動バックアップオプションとハードディスクのスペースを節約する最適な方法を備えています。MiniTool ShadowMakerを使用すれば、シンプルかつ包括的なPC保護が可能になります。
主な機能
信頼できるバックアップソリューション
MiniTool ShadowMakerは、Windows向けの最高の無料バックアップソフトウェアとして、万が一のトラブルに備え、ファイル&フォルダ、システム、ハードドライブ、パーティションなどを迅速にバックアップできます。
高速システム復元
トラブル発生時、システム、ドライブ、ファイルを以前の状態に復元することが可能です。システムクラッシュやハードウェア障害時に、早急にシステムを復旧できます。
自動ファイル同期
ファイルやフォルダ、開いているファイルやフォルダ、ローカルドライブや他の場所に自動的に同期し、2つの場所に保存されているファイルを同じように利用できるようにします。
安全ディスククローン
MiniTool ShadowMakerは、数回クリックするだけでハードドライブの完全なコピーをセカンダリ ドライブに作成できる無料のディスククローン ソリューションを提供します。
柔軟なバックアップスケジュール
この無料Windowsバックアップソフトは、自動バックアップをサポートします。毎日、毎週、毎月、またはログアウト時に実行するように設定できます。
効率的なバックアップ管理
この無料バックアップソフトは、ハードディスクの容量を管理し、古くなったバックアップイメージを自動的に削除し、最新のバックアップイメージを保持します。
MiniTool ShadowMakerの他の機能
ブータブルメディアの作成
ブータブルCD/DVD、USBフラッシュドライブ、USB外付けハードディスクを作成し、パソコンが起動しないときにシステムを以前の状態に復元できます。
ブートメニューの追加
このバックアップソフトをPCのブートメニューに追加することで、ブータブルUSBドライブやブータブルCD/DVDがなくてもシステムを復元できます。
バックアップイメージの暗号化
バックアップに必要なイメージを暗号化することで、データを保護します。暗号化されたイメージにアクセスするにはパスワードが必要です。
リモートパソコンのバックアップ
MiniTool ShadowMakerを使って、同じLAN内の他の複数のPCを自分のPCに接続し、バックアップと復元を管理できます
ではさっそく「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」をインストールして使ってみよう。
「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」のダウンロードとインストール
上記公式サイトの「無料ダウンロード」からダウンロードしてインストール。

「今すぐインストール」をクリック。インストールが開始される。

インストール中の画面。

インストール完了の画面。「今すぐ開始」を押す。

「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」を使ってみよう~まずはバックアップ
インストール直後以外は、スタートメニューなどから起動しよう。起動画面はこんな感じ。

左ウィンドウから「バックアップ」を選ぶ。バックアップ元とバックアップ先を選ぶ。

「今すぐバックアップ」を押す前に「オプションを確認」しよう。

オプションを確認・変更したら「OK」をクリック。
「今すぐバックアップ」は、メニューから「後でバックアップ」を選ぶこともできる。とりあえずここでは「今すぐバックアップ」を押してバックアップしよう。ここではシステムディスク(SSD 240G)から第2ディスク(HDD 1GB)に行うことにする。「今すぐバックアップを行いますか?」で「OK」を選ぶ。
「管理」画面が開き、進捗状況が表示される。上のチェックボックスをオンにしておくと、バックアップ後にPCがシャットダウンされる。

バックアップが終わったところ。240GのSSDのシステムディスクだが、けっこうあっという間だった。10分ぐらいか。

次のタイミングでは、ここから「完全」「増分」「差分」のバックアップができる。

「ログ」でバックアップの「成功」を確認しよう。

バックアップから復元する
左ウィンドウから「復元」をクリック。リストアしたいバックアップセットを選択して「復元」ボタンをクリック。

「バックアップバージョンを選択してください」画面が表示されるので、リストアしたいバックアップを選択して「次へ」ボタンをクリック。

「バックアップファイルから復元するボリュームを選択」画面が表示されるので、復元先のドライブまたはフォルダーを選択して「次へ」ボタンをクリック。

「復元用の空き領域を選択」画面が表示されるので、復元先のドライブまたはフォルダーを選択、「開始」ボタンをクリックして復元を開始する。

復元方法はこんな感じだ。
Minitoolプラグイン搭載のWindow PE起動メディアを作成する
Windows PE の ISO イメージファイル、起動ディスクを作成しよう。フリー版でもメディアの作成ができるのでやってみよう。まずは「ツール」を選択。「メディアビルダー」をクリック。

「MiniToolメディアビルダー」が起動する。Minitoolプラグインを搭載したWindows PEメディアを作成できる。システムディスクの復元の際などにこのディスクから起動して復元を行う。

USBメモリなどを接続し、「オプション」から必要に応じてドライバーを追加ののち、メディア(USBメモリ)を選ぶと、ブータブルUSBディスクが作成される。作成の際、USBメモリは内容を消去されるので、注意が必要だ。

作成されたら、「終了」をクリック。起動方法は左下のリンクを参照しよう。

作成したブータブルメディアから起動する
メディアを作成したら、必ず動作を確認しておこう。手順は次のとおり。
- コンピュータを起動する前に、作成したMiniToolブータブルフラッシュドライブをPCに接続する。
- PCのBIOSに入り、USBを最初の起動デバイスとしてを設定し、変更を保存する。
- 画面の解像度を実際に応じて変更するか決定した後、MiniTool ブータブルフラッシュドライブが起動し、メイン画面が自動的に表示される。
システムディスクの復元を行う場合は、メイン画面から「復元」を選び、復元元と復元先を選んで復元しよう。
操作はシンプル、だから続けられる
「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」は、操作が直感的でわかりやすく、思い立ったその瞬間に使えるのが強み。
まさに“転ばぬ先の杖”として、PCの突然の不調や起動不能に備える心強い味方になる。
ただし当然ながら、バックアップが古ければ“そこまでしか戻れない”というリスクもある。
バックアップ以降に更新したファイルや設定は戻らない。だからこそ、こまめなバックアップが重要なのだ。
幸い、ShadowMakerならクリック一つで実行可能。
定期的にバックアップを取るクセさえつけておけば、
たとえPCが不機嫌になっても、こちらは涼しい顔でやり過ごせる。
さらにフォルダ同期やディスクのクローン作製機能も備えており、
データの二重化や移行にも応用できる。工夫次第で、より幅広く活用可能だ。
今回は「MiniTool ShadowMaker Free 4.7」の概要と使いどころをざっと紹介したが、
Windows PEでの復元にとどまらず、PEからのバックアップやクローン作成まで対応するPro版もなかなか役立つ。
より高度な運用を考えるなら、必要に応じてPro版の導入を検討するのもひとつの選択肢だ。
“何かが起きる前”の準備こそ、いちばんの安心材料になる——
その第一歩として、このツールを手に取ってみてはどうだろうか。
※このレビューはMinittool社の依頼を受けて執筆しています。
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