Kickというサービスは、F1チームの「冠」だけど、どういうもの? そしてその親サービスである「Stake.com」とは? Geminiさんに聞いてみた!

F1

Kickというライブ配信サービスが気になって

前回扱ったTwitchやYouTubeのほか、Kickというサービスがあり、これでライブ配信を行っている人もいる。いったいどういうサービスなのか、Geminiさん(Gemini Advanced 2.5 Pro Experimental)に聞いてみた!

このKickってF1の「ザウバー」チームの冠スポンサーなんだよね。いったい何?という感じで。

Kick

あ、Geminiさんは生成AIなので間違いもあるし、私の記憶違いもあったり、など。よく承知して、利用は自己責任でお願いね。ではいってみよう。

私:kickというサービスはどういうもの? どんな人が使う?

Kick (キック) は、比較的新しいライブストリーミングプラットフォームです。主に以下のような特徴があります。

Kickとは?

  • ライブストリーミング: TwitchやYouTube Liveのように、リアルタイムで動画を配信・視聴できるサービスです。
  • クリエイター重視の収益分配: 最大の特徴として、配信者(クリエイター)への収益分配率が非常に高いことが挙げられます。サブスクリプション(月額課金)収益の95%が配信者に入り、プラットフォーム側の取り分は5%とされています。これは他の主要プラットフォームと比較して非常に有利な条件です。
  • コンテンツ規制: Twitchなどと比較して、コンテンツに関する規制が比較的緩やかであるとされています。特にギャンブル配信に対する姿勢が寛容であると言われています。

どんな人が使う?

  • ゲーム配信者: 他のプラットフォームと同様に、ゲーム実況を行う配信者が多く利用しています。
  • ギャンブル配信者: 上述の通り、ギャンブルコンテンツに対する規制が比較的緩いため、スロットやオンラインカジノなどの配信を行うユーザーが集まりやすい傾向があります。
  • 雑談 (Just Chatting) 配信者: 視聴者とコミュニケーションを取る雑談配信も人気カテゴリの一つです。
  • 他のプラットフォームからの移行者: より有利な収益分配率や、コンテンツ規制の方針に魅力を感じて、Twitchなどの他のプラットフォームから移行してくる配信者もいます。特に、有名ストリーマーがKickと大型契約を結ぶケースも見られます。

まとめ

Kickは、特に配信者にとって収益化の面で魅力的な条件を提示しているライブストリーミングプラットフォームです。ゲーム配信が中心ですが、ギャンブル配信なども特徴的なコンテンツとして挙げられます。高い収益分配率や比較的緩やかなコンテンツ規制を求めて、他のプラットフォームから移ってくる配信者や、新しいプラットフォームを探している視聴者が利用しています。

私:KickがF1のチームを持っていたりもしますが、それほど収入が多い?それともほかに財源ある?

はい、ご指摘の通り、Kickは2024年シーズンからF1チームのザウバー(Sauber)のタイトルスポンサーとなり、チーム名は「Stake F1 Team Kick Sauber」となっています。(一部の国・地域ではギャンブル広告規制のため「Kick F1 Team」などの名称が使われます)

Kickは比較的新しいサービスであり、配信者への収益分配率を95%と高く設定しているため、プラットフォーム自体の収益だけでF1チームのタイトルスポンサーという巨額の費用を賄っているとは考えにくい、という疑問はもっともです。

その背景には、Kickとオンラインカジノ・スポーツベッティングプラットフォームである「Stake.com」との強いつながりがあります。

  1. 共同創設者: Kickの共同創設者であるエド・クレイブン(Ed Craven)氏とビジャン・テヘラーニ(Bijan Tehrani)氏は、Stake.comの共同創設者でもあります。
  2. 資金源: Kickの運営資金の多くは、Stake.comからの投資や支援によって賄われていると考えられています。Stake.comはオンラインギャンブルプラットフォームとして大きな成功を収めており、潤沢な資金を持っています。
  3. Stake.comもスポンサー: チーム名が「Stake F1 Team Kick Sauber」であることからも分かるように、Stake.com自体もザウバーチームの主要なスポンサーです。Kickのスポンサーシップは、Stake.comとの関係性の中で実現した側面が大きいと言えます。

つまり、KickのF1チームへの関与は、Kick単体の事業収益というよりも、Stake.comという強力な資金源を持つ親会社(あるいは関連会社)の存在によって可能になっていると見るのが自然です。Stake.comのマーケティング戦略の一環として、急成長中のライブストリーミングプラットフォームであるKickへの投資や、F1のような世界的なスポーツへのスポンサーシップが行われていると考えられます。

私:ではそのStake.comとはどういうもの?わかりやすく教えて。日本では利用してもいいの?

Stake.com (ステークドットコム) について、わかりやすく説明しますね。

Stake.comとは?

  • オンラインカジノ 兼 スポーツブックメーカー: Stake.comは、インターネット上でカジノゲームをプレイしたり、スポーツの試合結果にお金を賭けたりできるウェブサイトです。
    • カジノゲーム: スロットマシン、ブラックジャック、ルーレット、バカラといった様々な種類のカジノゲームが提供されています。ライブカジノといって、実際のディーラーとリアルタイムで対戦できるゲームもあります。
    • スポーツベッティング: サッカー、バスケットボール、テニス、野球、eスポーツなど、世界中の様々なスポーツの試合結果や展開を予想してお金を賭けることができます。F1も賭けの対象になっています。
  • 暗号資産 (仮想通貨) に強い: Stake.comの大きな特徴として、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産を主に入出金や賭けに利用できる点が挙げられます。法定通貨(円やドルなど)も一部利用できますが、暗号資産での利用がメインとなっています。
  • 世界的なスポンサー活動: F1チーム(Stake F1 Team Kick Sauber)のスポンサーになっているほか、サッカークラブ(エヴァートンFCなど)やUFC(総合格闘技)など、様々な分野でスポンサー活動を行っており、世界的に知名度を上げています。

日本での利用は?

ここが非常に重要な点ですが、Stake.comのような海外のオンラインカジノを利用して賭博を行うことは、日本の法律(刑法)で禁止されている賭博罪に該当する可能性が極めて高いです。

  • 日本の法律: 日本では、政府が許可した公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース、宝くじ、スポーツ振興くじtoto)以外の賭博行為は原則として禁止されています。
  • 海外拠点のサービスでも: Stake.comが海外で合法的なライセンス(例えばキュラソー政府など)を取得して運営されているとしても、日本国内の利用者がアクセスして賭けを行う行為は、日本の法律が適用されると考えられています。
  • リスク: 過去には、日本国内から海外のオンラインカジノを利用していた人が賭博罪で摘発された事例もあります。

結論として、Stake.comは海外で運営されているオンラインカジノ・スポーツベッティングサイトですが、日本国内からアクセスして金銭を賭ける行為は違法となる可能性が高く、推奨されません。法的なリスクを伴うため、利用は避けるべきです。

(2025年4月29日時点での情報に基づいています)

私:なるほどね…Stake.comという賭博系サービスが財源。まあ、F1では今最下位のチームだけど、頑張って欲しいよね!

なるほどね…Stake.comというオンラインカジノが財源。まあ、F1では今最下位のチームだけど、頑張って欲しいよね!

ザウバー、2026年のアウディ参画まで『ステークF1チーム・キック・ザウバー』として活動。配信サービスのキックはシャシー命名権も取得

というわけで、いちおうの疑問解決でした。。。

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