NTT西「Biz Clip」 IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第142回) 総務省が「インターネットトラブル事例集」で注意喚起。その内容と目的は?

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書きました!Biz Clip IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第142回)総務省が「インターネットトラブル事例集」で注意喚起。その内容と目的は?

総務省が「インターネットトラブル事例集」で注意喚起。その内容と目的は? | Biz Clip(ビズクリップ)-読む・知る・活かす (ntt-west.co.jp)
↑本記事はこれです。

ここでは概要と裏話を。

 4月に入ってまもなく、総務省が「インターネットトラブル事例集で注意喚起」というニュースが流れた。インターネットで起こるトラブルに関しては、この連載でもしばしば話題にしてきた。デジタルの世界では、迷惑行為や問題発言などの投稿があっという間に拡散し、個人や住所などが特定され、誹謗(ひぼう)中傷の的になったりする。スマホで簡単に発言や画像、動画などがSNSに投稿できてしまう昨今、騒ぎはわりと頻繁に起こる。

 「デジタルタトゥー」といわれるように、インターネット上に拡散されてしまった発言や、画像、動画などは、完全に消すことが難しくいつまでも残る傾向にある。そして、その人の人生や家族、所属先などに大きく影を落としかねない。こうしたトラブルは、正しい知識のもと、未然に防ぎたいものだ。しかし、先を行くものが子どもや若い世代に細かく指導できるかというと、日進月歩の世の中に、大人さえもついていってないのが現状だろう。

 そんなときに「インターネットトラブル事例集」が役立つ。総務省の「インターネットトラブル事例集(2024年版)の公表」によると、「総務省は、青少年のインターネット利用に係る実際に起きた最新のトラブル事例を踏まえ、その予防法等をまとめたインターネットトラブル事例集(2024年版)を作成しましたので公表します」とある。

マンガやイラストなどで「子供向け」っぽくデザインされているが、大人にも役立つ内容。読んでみるのがおすすめ。わかりやすいよ~~~~
インターネットトラブル事例集 | 上手にネットと付き合おう! ~安心・安全なインターネット利用ガイド~ | 総務省 (soumu.go.jp)

サイト自体も「使える」感じ。企業での「学び」にもおすすめ

 「インターネットトラブル事例集」が置かれている「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」には、他にも役立つコンテンツがたくさんあり、社員の啓発やリテラシー向上などに活用できる。特におすすめは「特集ページ」。ここには「生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~」「SNS等での誹謗中傷」「インターネットとの向き合い方~ニセ・誤情報に騙されないために~」など、現在のIT事情に即した特集が置かれている。これらはPDFやPPTX(パワーポイント)形式で提供されており、勉強会に利用しやすい。

 「動画コンテンツ集」もおすすめだ。ビデオ教材は、基本的にみんなで見るだけで(誰かが解説を行わなくて)よいので、自主的な方向で利用できるのがメリット。みんなで視聴したあと質疑応答の時間を設けたり、感想を言い合ったりする形式もいいだろう。

 ITスキルに不安のある社員向けには、例えば、シニア向けの「スマートフォン・タブレットなどインターネットを安全に利用するために~トラブル対策ブック」がおすすめだ。読んでみると、機能別に具体的な「トラブル回避策」が書かれていて、なかなか役立つ。該当する社員にURLを送り、自主学習を促すのも手だろう。

インターネットトラブル事例集以外にも、この「上手にネットと付き合おう」サイトには、役立つコンテンツがいっぱい。企業や学校、家庭での「学び」にも役立つので、活用してみてね!

正しい知識とリテラシーを身につけて、攻撃に遭わない、トラブルがあっても冷静に対処できる体制を

不安におののいているだけでは、いざというときに身を守れない。自分のためにも皆のためにも、正しい知識とリテラシーで、リスクに対する「基礎体力」を蓄えておくのがおすすめ!

 「インターネットトラブル事例集」などによる社員の意識向上とスキル・リテラシーアップに加え、企業のITシステム全体におけるセキュリティ対策という「二元」対策で、迫りくる脅威に対抗しよう。国際的な組織が大小かまわず企業や各種機関を狙い撃ちしてくる昨今、両者への一刻も早い行動がおすすめだ。

大人、子供にかかわらず個人はもちろん。ただし企業さん、社員さんは、標的型攻撃メールなどターゲットを絞った攻撃に遭う可能性も。「知識とリテラシー+企業的なセキュリティ対策」で全社的な対策を!

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