note、クリエイターにAI学習の対価を還元する実証実験
とりあえず少し前からこういうことになってる。
「AIアシスタント」にGeminiを搭載!だれでも回数制限なしで使えるように!|note公式
で、今回は、noteが投稿をAIが学習データとして収集すると、クリエイターに適切な対価が支払われる仕組みをつくるためのトライアルをはじめるという話。
note、クリエイターにAI学習の対価を還元する実証実験をはじめます|note株式会社
クリエイターがAI学習の対価を受け取れる仕組みをつくるため、実験的プロジェクトをはじめます!|note公式
「AI技術の進歩」と「クリエイターの作品を守ること」を両立するため、このトライアルに参加してくださるクリエイターを募集します。
トライアルの流れ
①フォームから自分のnoteアカウントを登録
②noteに投稿したコンテンツがAI事業者の学習候補になる
③一定の基準をもとに還元額が決まり、Amazonギフトカードで還元される

世界的にも珍しい、AI学習に対して対価を得られる仕組み
現在の日本の著作権法では、AI学習のために著作物を利用することは原則として権利侵害に当たらないという整理のもと、生成AI事業者が学習を進めています。一方で、「許可なく作品がAIに学習されている」「クリエイターに適切な対価が支払われるべき」といった意見もあり、法律や実務の面で合意が十分に得られていないという見方もあります。
noteの街が、みなさんが生み出した作品を安心して発表できる場所であるためには、以下の2つが必要だと考えました。
- 自分の作品をAIに学習させるかどうか、選べること(意向表明機能)
- 自分の作品がAI学習に利用された場合、適切な対価が得られること
AI学習に対して対価を得られる仕組みを実現したサービスは世界的にもまだまだ珍しく、私たちとしても手探りな状況です。みなさんと対話しながら、最適な方法を見つけていきたいと考えています!

とりあえず実証実験はこんなこと、らしい。
◆実証期間(第一回)
- 申し込み期間:2025年2月25日(火)〜2025年3月6日(木)
- 還元金額の決定日:2025年3月下旬を予定
- 還元日:2025年4月中を予定
※応募状況などによって期間は変動する可能性があります
◆参加条件
- 対象クリエイター
- noteアカウントをお持ちの方
- 期間内に実証実験への参加を申し込んだ方
- 申し込みはクリエイターごとに受け付けます。作品単位での申し込みはできません
- 対象コンテンツ
- テキストコンテンツのみが対象。写真やイラストなどの画像、動画、音声、ファイルは対象外です
- 有料記事(有料マガジン、定期購読マガジン含む)、メンバーシップのメンバー特典記事も対象です
◆学習の範囲と用途
- AI事業者の品質向上のための強化学習に用いられます
- 主として思考力、言い回し、会話品質の向上に使われます
- 特定作品・作家の模倣、コピーを目的としたものではありません
「学習の範囲と用途」としては、「品質向上のための強化学習」であり、あくまで「思考力、言い回し、会話品質の向上」であり、「特定作品・作家の模倣、コピーを目的としたものではありません」という。
自分、どうするか、これが問題。デフォルトで学習はオンになっているので注意!
面白いが、どうしようかな。たぶん実験には参加しない、と思う。
あとはこちら↓だね。
自分の作品をAIに学習させたくない方に。意向を設定できるようになりました|note公式
※多くの生成AI事業者は、一般に公表されているルールに則って学習を行っていますが、本機能の設定によりすべての事業者が必ずそのルールを遵守することを保証するものではありません。
※意向は、アカウントのすべてのコンテンツに適用されます。作品毎に設定する必要はありません。
※現時点ではアプリからはご利用いただけません。(2025年2月13日追記)
※詳細はヘルプページ「AI学習に対して意向(オプトアウト)を示せる機能について」をご覧ください。
とりあえず、自分の投稿は自分の投稿として、AIに学習させるのは時期尚早、と今のところ思っている。お金で渡せるものではない、かなぁ。。。難しいところだ。

さっき見たら、アカウントの設定の一番下に、「生成AIの学習に拒否意向を示す」設定が増えてた。デフォルトでは「オフ」(グレー)になってるので、とりあえずオンにしといた。
noteユーザーさんたち、デフォルトではオフで、このままだと「生成AIの学習OK」ということになるので、学習されたくない場合は、すぐにオンにしておくのがよい。
今日はそんなところで。
ブログランキング
https://blog.with2.net/link/?id=2114916


コメント