記事書きました! NTT西日本「Biz Clip」知って得する!話題のトレンドワード(第20回)ポイント解説!スッキリわかる「タイパ」

青木恵美のお仕事 .執筆記事

知って得する!話題のトレンドワード(第20回)ポイント解説!スッキリわかる「タイパ」

ポイント解説!スッキリわかる「タイパ」 | Biz Clip(ビズクリップ)-読む・知る・活かす
↑本記事はこちら。

ここでは概要と裏話を。まずは本記事を読んだうえで、見てくらはい!

 「タイパ」とは、時間対効果を意味する「タイムパフォーマンス」の略語です。よく使われる「コスパ(コストパフォーマンス)」が、かけた費用(または労力)に対する成果、つまり「費用対効果」を示すのに対し、タイパはかけた時間に対する成果、つまり「時間対効果」を意味し、効率の良い時間の活用のこと。この言葉は主にZ世代を中心とする「タイパ重視世代」から多く使われるようになりました。彼らが親しむSNSやネット上の情報は、大量かつ急速に移り変わり、必要な情報を素早く収集するため時間に対する合理性や効率性をより重視するようになったとされています。

Z世代をはじめとする若い世代の代名詞のようにいわれている「タイパ」。でもそれって全世代に大事なんじゃない?と思い、提案して書いたん。。。

「コスパ」ってのは今の日本では当たり前に使われている言葉だけど、元は自動車業界(製造するほう)の用語だったっぽい。今の「コスパ」は、単なるお金だけじゃなく労力全般をいうけど、時間もまあ、含まれるよね。その中で「タイパ」は「時間」にターゲットを絞っている言葉だん。

 「タイパ」がトレンドワードとなったきっかけは、2022年に出版された書籍「映画を早送りで観る人たち」(稲田 豊史、光文社新書)とされます。書籍では、若い世代がタイパを強く意識する行動と、そうせざるを得ない社会の実態をあぶり出しています。

この本ね、Kindle本を購入して、読んでみたけど、まあ、本を売る編集側の意図もあれど、若い世代を皮肉的に書いていて(自分も映画などの解説者だから早送りして見る、みたいな自虐もいれつつ)、なんか好感もてなかったなぁ。。。そうやって世代別に壁を作る考え方が、さらにギャップを生んじゃうんだよなぁ。。。あくまで自分の印象なんで、間違ってるかもしんない。。。

まあ、私は基本的に年齢的なギャップ感はなくて、ちっちゃい子供さんでも、対等にお話しするのが好きなんで(それなりに学ぶことは多い)、いいところは取り入れる、助けになるところは助言とかする、みたいな感じなんで、ここに書かれている若い世代の行動は、なかなか参考になったなぁ。。。若い世代の行動は記事中の「“タイパ重視世代”の特徴的な行動」にまとめてあるので、参考まで。

そんな意味も込めて、「タイパ」を仕事に取り入れよう、というテーマで書いてる。

シニアこそ「タイパ」、じゃないの?

若者がタイパ、というのは、とにかくやること多い、忙しい、というところである意味納得はするけど、一番「タイパ」を大切にしなくちゃいけないのは、シニア世代じゃないの? 老い先短い(失礼!)わけだしね。だからこの↓傾向は納得できないのよ。。。

 消費者庁「令和4年度消費者意識基本調査」の調査結果では、年齢層が低くなるほど「費用対効果を重視する意識」および「費やした時間に対する成果を重視する意識」を持つ傾向があるという結論が書かれています。その概要は下記のとおりです。

・年齢層が低くなるほど「費用対効果(コストパフォーマンス)を重視する」傾向があり、30歳代以下の約6割が「当てはまる」と回答したのに対し、70歳以上の高齢者は3割未満となった。

・「費やした時間に対する成果を重視する」いわゆる「タイムパフォーマンス」についても同様の 傾向があり、10歳代後半および20歳代の約6割が「当てはまる」と回答したのに対し、30歳代以上から徐々に下がり、70歳以上では約2割となった。

で、もうリタイアしちゃっている、と思い込んでるシニアの考え方(全員じゃないと思うけど)が、私はイヤなんだなぁ。。。命が尽きる瞬間まで、自分の能力を活かして、皆のために尽くすのが、筋じゃない?そうなると、年齢が上がるにつれ、「タイパ」重視率が上がっていくのが、理想じゃない?と思うのよ。

 短時間で成果を出し、得られた時間をプライベートの充実や家族と過ごす時間、キャリアアップなどの目的に活用したいと考えることは、自然な流れだろうと考えます。少子高齢化が進む中、限られた労働力で生産性を高めるには、「タイパ」の考えから学ぶこともあります。実際、タイパ重視世代の先に挙げた「特徴的な行動」はなかなか興味深く、参考にしたい、取り入れたいと思うこともたくさんあります。

これは私のホンネ。たとえば「ネタバレ視聴」など、映画や動画、本などの情報をあらかじめ調べておいて、「ああこれ、時間無駄に費やした」という事態を減らす、というのとか、いいよね。とかく「ネタバレはダメ」という傾向は自分の世代とか大きかったんだけど、それもそれ、先入観にとらわれちゃってるのかもしれないってわけ。

「コスパ」「タイパ」「スぺパ」…

 若い世代の人材確保や離職防止を目的に、タイパを重視した職場づくりも効果的ですが、タイパは業務効率化においても重要な要素となるでしょう。最近注目されるのが、「コスパ」「タイパ」「スぺパ」という3ワード。この3つを組み合わせて業務効率化を行っていくのがカギともいわれています。3ワードの内容を改めて整理しましょう。

これね。詳しい解説は、本記事をみていただくとして、「コスパ」「タイパ」「スぺパ」、この3つをそろえるのは、生活でも業務でも重要かと。ずっと置きっぱなしにしている段ボール箱に入ったものたち、とか、デッドスペースになってるわけじゃん…とかね。

そんな感じで、いろいろ物を片付け始めた私、でもある。スぺパもそうだが、物にはメンテが重要で、そのあたりの「タイパ」も「コスパ」もかかるわけじゃん。ほぼ見ないでっかいテレビ+テレビ台とか、片付けたわけさ(笑)。

業務もそんな感じで、日ごろの忙しさにかまけて、いろいろと効率悪い状態をほったらかし、なんてのはよくある話だ。ちゃんと整備しとかないと、若いもんが、逃げちゃうよ。。。まあ、他人のことは言えないけどね。。。この仕事場の散らかりようからしたら。。。

 ただし、タイパ重視世代の「さまざまなものを効率化して時間を大切にしたい」思いは共通でも、「好きなことに掛ける時間を充実させたい」「単純に時間がないため効率化したい」「推しや好きなものへの情報や時間を大切にしたい」ためなど目的は人それぞれ。若い世代を狭い観点で十把ひとからげに扱うことなく、それぞれの目的や思い、個性を尊重していく姿勢が大切でしょう。

↑これは重要。先ほどの本じゃないけど、十把一絡げに扱われるのは、誰でも好きじゃない。個人個人の思いを大切にしていけば、そこで趣味や好きなものが同じだったりして、世代を超えてつながることもできるわけだし。そんな感じで、小学生とかとも友達になってたり、とかっていいじゃない?

3つのバランスを考えると…けっこう難しい、頭を使う

 ただし、例えば「スぺパ」を重視して、エアコンを1カ所にまとめたら、死角ができてしまいサーキュレーターなどを置いてコントロールする必要が生じて「コスパ」や「タイパ」が悪くなったなど、どれかを上げるとどれかが下がる事態が容易に引き起こされるので、企業や家庭すべての場所において、三者のバランスを考えつつ効率化を行わなくてはなりません。これからの日本においては「コスパ」「タイパ」「スぺパ」をバランスよく考えていくことが、快適な環境づくり、明るい未来につながっていくと思われます。

単に「コスパ」「コスパ」…とか言ってたり、さらには「タイパも大事だ」「タイパタイパ~」などと言ってても始まらない。この「コスパ」「タイパ」「スぺパ」のバランスをよくするには、と考えるのが、今後の課題となりそう。だから3つセットで考えて欲しい、と思うわけさ。

結構難しいし、頭も使うけど、賢い結果が得られそうなのは、誰でもわかるよね。。

今後のオトナ世代は…

 先ほどタイパ重視の若い世代の行動は、なかなか興味深く、取り入れたいものもたくさんある、と書きました。経営者やオトナ世代は、若い世代の考えに偏見を持つ傾向もありますが、まずは頭を柔らかくして、価値観や行動、それに至る起源も考慮して、広く平等な視野で受け入れていくことが大切です。

うんうん、それ大切。さらには、

「コスパ」「タイパ」「スぺパ」にも関連する業務効率化には、ITの活用が欠かせません。自社の業務にどうIT技術を取り入れ効率化していくか、常に探ること、クラウド、サーバー、生成AIなどを活用して、社内Wikiやデータベースでノウハウを共用して業務の属人化を防止、ワークシェアリング、育児や介護も安心して行える会社づくりができれば、と思います。

まあ結局、「コスパ」「タイパ」「スぺパ」をよく考えて、業務も効率化していこうじゃん、みたいな感じで。

ここだけの話、ビジネスサイトの記事なんで、こういうところに結論を持ってかなきゃいけない文章ではあるけれど、誰しもに参考になるエッセンスを盛り込んであるのよ。そんな感じで、この連載はなかなか全世代の全ジャンルの参考にもなるんで、良かったらバックナンバーも読んでみてね。

今日はそんなところで。。。

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